こんにちは!
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今回は「【定年後では遅い?】投資否定派だった両親がNISA口座を開設した話」です。
結論ですが定年後からNISA口座を開設して投資を始めるのは遅くありません。
先日、定年を迎えた両親から、こんな話がありました。
「NISAについて教えてくれる?」
この言葉を聞いて、結構驚いた僕。
なぜならウチの両親はずっと「投資否定派」だったから。
むしろ「貯金が正義!」でこれまで投資とは無縁でした。
そんな両親がなぜNISA口座を開設して資産運用を始めようと思ったのか。
その理由についても記事に書いてあります。
両親はネット証券でNISA口座を開設しました。
どのような経緯でNISA口座を開設したのかを紹介。
NISA口座を使って投資をする注意点もまとめました。
ネット証券のデメリットとメリットについても記載してあります。
両親はネット証券の楽天証券で口座を開設しました。
オススメポイントもまとめてあります。
最後に実際にNISA口座で購入した商品も記載。
定年後の方はもちろん、これからNISA口座開設をして投資を考えている方へ。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです^^
事業者名 | 楽天証券株式会社 | |
---|---|---|
住所 | 東京都港区南青山2-6-21 | |
電話番号 | 0120-41-1004 (口座をお持ちでないお客様) 0120-188-547 受付時間は 平日8:00~18:00 | |
代表者 | 代表取締役社長 楠 雄治 |
投資否定派だった両親「NISA」に興味を持つ
投資はこれまで否定派だった両親。
ですが「NISA」に興味を持ち、現在は投資を始めています。
コトの発端を紹介します。
実家の金融資産を初めて知る
両親から金融資産について話があったのは去年帰省した際。
定年後の生活や将来を考えたうえで話してくれたようです。
妹も交えての家族会議。
実家の金融資産は「現預金」のみでした。
当分の間は生活に困らない額があるのは確か。
住宅ローン等の負債もありません。
ただ、両親としては次のように考えていたようです。
・老後の生活資金をさらに増やしたい。
・少しでも資産を残したい。
老後の生活資金を「貯金」と「年金」だけでやり繰りするのは不安。
資産運用で少しでも良いから増やしていきたいとのことでした。
残すことの出来る資産も更にあれば良いなとも考えてくれたそうです。
なんとも、ありがたい話ではありました。
話の中で出たのが冒頭の「NISAについて教えてくれる?」だったのです。
投資は危険だと認識していた両親
とはいえ、もともと「投資」は危険だと認識していた両親。
僕の母は元銀行員でした。
現役時代は主に窓口業務を担当。
日本が好景気に浮かれていた1980年代後半「バブル」のことも勿論知っています。
ちなみに「バブル景気」は以下のようなものでした。
バブル景気は、あくまで日本だけにおける好景気の通称で景気動向指数上は、1986年12月から1991年2月までの51か月間に、日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象とされる。
引用:ウィキペディア
なのでバブルが1991年に崩壊した際のこともよく覚えているようです。
「バブルの崩壊」は以下のようなものでした。
バブル崩壊は、日本の不景気の通称で、バブル景気後の景気後退期または景気後退期の後半から、景気回復期に転じるまでの期間を指す。内閣府景気基準日付でのバブル崩壊期間は、1991年3月から1993年10月までの景気後退期を指す。
引用:ウィキペディア
株価が大暴落したことも現場で目の当たりにしたとのこと。
妹もちょうど生まれた年で業務も家計も色々大変だったそうです。
「投資=危険」だと認識していたのはこの時のことが起因していたようです。
そんな両親がなぜNISA口座に興味を持つようになったのか。
いくつか理由がありました。
定年後の両親がNISAに興味をもった理由
なぜ定年後の両親がNISAに興味をもったのか。
その理由についても紹介します。
①メディアでNISAを知ったため
テレビなどのメディアで「NISA」について知ったことも理由の一つです。
2022年12月末には「新NISA」の報道を目にしたことも多かったと思います。
「NISA」はこれまでも存在していましたが「新NISA」で制度内容がさらに充実しました。
「名前は聞いたことあるけどなんだっけ?」と言う方もご安心ください。
※「現行NISA」と「新NISA」の違いについても、この後紹介します。
両親は新聞やニュースで知ったことがきっかけだったみたいです。
②子どもがNISA口座を持っていた
両親よりも先に僕と妹はNISA口座で投資を始めていました。
僕は結婚して家庭を持ってから投資を開始。
これまで、着実に資産を増やすことができています。
我が家は米国株を主軸に長期投資を継続中。
過去の記事も良ければ参考にどうぞ。
妹は独身の時から投資を始めてNISA口座も活用。
結婚後も旦那さんと資産運用を進めているようです。
以前、両親に「お金ちゃんと貯めてるの?」と心配されたことがありました。
「貯金の他に投資を始めてるよ。」と伝えた僕。
「投資なんて危ないんじゃない?」と両親。
僕は「NISA口座なら節税効果もあるし少額から投資を始めることも大切だよ。」と話してました。
妹もNISA口座を使っている事を伝えてたようで気にはなっていたそうです。
③NISA口座で資産運用するメリットも知った
自身でも色々調べるうちにNISA口座を使って資産運用を始めたくなった両親。
NISA口座で資産運用するメリットも知ったとのこと。
「現行NISA」や2024年から始まる「新NISA」。
いずれも非課税投資枠が設定されています。
税金がかからないのは大きなメリットです。
これから投資を開始する場合使わないと勿体ないのは確かだと思います。
NISAで投資を始めるのは定年後からでも遅くない
では、定年後からNISA口座で投資を始めるのは遅いのか?
その理由を考えてみました。
人生は100年時代に突入
最近は「人生100年時代」と言う言葉をよく聞くようになりました。
仮に65歳で定年を迎えても、まだまだ人生の折り返し地点。
健康であれば数十年は間違いなく生活することができます。
ただ、その間にももちろん生活費がかかります。
老後1ヶ月の生活費は最低でも平均20万円以上かかるとも言われています。
引用:<生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/2022(令和4)年度>
生活費だけでなく旅行や趣味に充てられる資金に余裕があれば嬉しいですよね。
「預貯金」や「年金」だけに頼らず「投資」を始めることも検討しても良いでしょう。
NISA口座をうまく活用すれば資産を着実に増やしていくことも可能だと思います。
貯金だけでは資産は増えない
貯金だけでは老後の資産を増やすのは難しいかもしれません。
先にも書きましたが両親はどちらかといえば「貯金派」でした。
バブル景気の時代、定期預金の年利はなんと4〜5%だったこともあるそうです。
金利だけで資産を増やしていくこともできたんですね。
下のグラフは2007年10月〜2022年3月までの定期預金の年利推移になります。
預金種類別店頭表示金利の平均年利率等(週次<月曜基準>)
定期預金 /預入金額 1千万円以上/1年
年% IR02’DLDR43TL11YN
引用:日本銀行
2006年で約0.4%あった金利はその後下落する一方。
直近の金利にいたっては平均でも年率0.003%と超低金利。
100万円預けても30円ほどにしかなりません^^;
さらにインフレで物価高になれば、そもそも現金の価値自体も目減りする可能性もあり。
貯金だけで資産を増やすと言うのは、なかなか難しいと言うのが現実です。
貯蓄から投資へ
この10年ぐらいの間で「貯蓄から投資へ」という流れの変化を少しずつ感じる日本。
特に「NISA」制度の拡充は「投資」への流れを加速させる要因になるでしょう。
今後さらに、株式投資の優位性をより高めることになりそうです。
ですが、NISA口座を開設し投資を始め、資産増加のスピードが桁違いに速くなりました。
妻も僕もNISA口座をフル活用し数年が経ちます。
貯蓄だけでなく投資も併用し資産を着実に増やすことが重要だと実感。
定年を迎えてこれから投資を始める方にも有効に活用して欲しいと思います。
定年後からでもNISAは使わないと損?
「定年後からでもNISAは使わないと損」だと言うのが僕の見解。
2024年からは現行のNISAより制度内容がより充実した「新NISA」がスタートします。
ここからはNISAの制度内容についてポイントを確認します。
そもそもNISAとは?
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
引用:金融庁
株式や投資信託を購入し、売却した際の利益や受け取った配当金には約20%の税金がかかります。
通常は「特定口座」や「一般口座」を使うと上記のように税金が発生するわけです。
ですがNISA口座では、利益に対して非課税となるのです。
現行のNISAは3種類ある
現行のNISA制度は3種類あります。
それぞれに違いがあるので確認しましょう。
引用:金融庁
①一般NISA
非課税の保有期間が5年間で年間120万円まで投資が可能。
上場株式、ETF、公募株式投信、REITなどに投資ができます。
通常の買付と積み立て投資が行えます。
②つみたてNISA
非課税の保有期間は20年間で年間40万円まで投資が可能。
投資対象は金融庁に届出された投資信託のみ。
これらは長期、積立、分散に適したものになっています。
買付方法は積立投資のみです。
③ジュニアNISA
非課税保有期間は5年間だが、20歳まで非課税保有継続可能。
年間80万円まで投資が可能。
投資可能な商品は「一般NISA」と同じ。
原則18歳までは払い出しができません。
2023年いっぱいまでは現行NISAの使用が可能。
2024年からは「新NISA」がスタートします。
こちらについても違いについてみていきましょう。
新NISAは現行NISAと何が違うの?
2014年から始まる「新NISA」は以下のようになります。
新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」のふたつが用意されています。
引用:金融庁
①つみたて投資枠
非課税保有期間は無期限。
年間投資上限額は120万円になります。
現行NISAにおける「つみたてNISA」と同じ商品に積立購入が可能。
②成長投資枠
非課税保有期間は同じく無制限。
年間投資上限額は240万円になります。
個別株式、投資信託の積立、スポット(一括)購入が可能。
※一部対象除外となる商品あり。
つみたて投資枠・成長投資枠どちらも併用可
「新NISA」では「つみたて投資枠」と「成長投資枠」どちらも併用可。
「つみたて投資枠」120万円と「成長投資枠」240万円。
年間でどちらの枠も使えば合計360万円まで投資可能です。
最大利用可能額
生涯における最大利用可能額は1800万円(内数として1200万円は成長投資枠)になります。
「現行NISA」より大幅に投資できる金額が増加。
非課税保有期限は無期限の上、投資上限額も増えたのが「新NISA」の大きな特徴です。
「現行NISA」と「新NISA」それぞれの特徴を投資に活用したいですね。
定年後にNISA口座で投資を始める際の注意点
定年後にNISA口座で投資を始める場合の注意点をいくつかまとめてみました。
退職金などは一括投資はしない
投資にはどうしても元本割れリスクが付きます。
「必ず儲かる」と言うのは投資にはありません。
投資を始める際は、あくまでも余剰資金で行うことが大切です。
定年時に退職金が出た際に一括投資をすることはやめましょう。
せっかく出た退職金を一気に失ってしまっては老後の生活資金どころじゃなくなります。
余剰資金も確保し投資できる適正な金額を決めておきましょう。
現物取引のみとし信用取引はしない
「現物取引」のみを行うことも大切です。
もともと待ち合わせている自己資金のみで取引を行うことを「現物取引」と言います。
対して「信用取引」と言う言葉があります。
これは証券会社に保証金を預けることで自己資金以上の取引が可能になる取引方法。
「レバレッジ(てこ)」とも呼ばれています。
自己資金以上の投資をすることで利益が出た場合は数倍のリターンを得ることもできます。
ですが、損失を被った際には大きな額を失うことにもなりかねません。
投資の基本は「現物取引」。
あくまでも余剰資金で行うことをお忘れなく。
まずはインデックス投資から長期投資
定年後からNISA口座作って初めて投資を始める場合。
「どんな投資から始めたら良いのだろうか。」という人もいると思います。
まずは「インデックス投資」から始めるのが無難でしょう。
【インデックス投資】…市場の値動きを示す指数(インデックス)の値動きとの連動を目指す投資手法。市場を構成する複数の銘柄に幅広く分散投資が可能。インデックス連動を目的とした投資信託などを定額で積み立て購入する方法が一般的。
ここでは日本とアメリカの主要な指数(インデックス)について軽く紹介します。
日本では「東証株価指数(TOPIX)」や「日経平均株価(日経225)」が代表的な指数です。
東証株価指数、TOPIXは、東京証券取引所第一部上場株式銘柄を対象として、同取引所が1秒毎に、算出・公表している株価指数である。
引用:ウィキペディア
日経平均株価は、日本経済新聞社が算出・公表している日本の株式市場の代表的な株価指数の一つ。単に日経平均や日経225とも呼ばれる。
引用:ウィキペディア
アメリカでは「S&P500指数」や「ダウ平均株価」などが有名です。
S&P500指数とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数で、米国の代表的な株価指数の1つです。市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所等に上場および登録されている500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです。
引用:楽天証券
ダウ平均株価は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が、アメリカのさまざまな業種の代表的な銘柄を選出し、ダウ式平均株価にて算出し、リアルタイムで公表するアメリカ合衆国の代表的な株価指数である。
引用:ウィキペディア
これらの指数に連動することを目的とした商品(投資信託など)を購入します。
どんな商品を購入したか、この記事の最後にまとめましたので参考にどうぞ。
比較的、長期間での運用に適しているのが「インデックス投資」です。
メリット、デメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
メリット | デメリット |
---|---|
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|
「現行NISA」の「つみたてNISA」や「新NISA」の「つみたて投資枠」で毎月一定額購入。
価格が高いときには少なく、安いときには多く購入することができる効果があります。
これらを「ドルコスト平均法」と呼び、平均購入単価を平準化させることが可能です。
長期投資では複利効果も味方につける
長期投資では複利効果も味方につけることが重要です。
以下の図を参考に紹介します。
引用:金融庁
投資元本100万円を10年間、投資リターン(投資収益率)10%で運用し続けた場合。
毎年、雪だるま式に増えて行くのがわかります。
10年後に投資成果を投資元本に組み入れなかった場合よりも約60万円の差が生まれます。
長期投資で資産形成をする場合には重要な効果なので味方につけましょう。
余裕があれば個別株に挑戦するのもアリ
さらに資金に余裕があるなら個別株に挑戦するのもアリです。
気に入った企業の株を購入し「売買益」や「配当金」を狙うのも個別株投資の魅力。
将来への成長に期待できる企業への投資も選択肢のひとつです。
「インデックス投資」に比べると高いリターンを得ることが可能な場合もあります。
ただし、個別株の場合は銘柄の選定を自身で行う必要も出てきます。
騰落率も銘柄によっては高いものがあるので留意しましょう。
永続性が高く将来性のある事業内容か、また財務状況等を確認することも大切です。
現行NISAの「一般NISA」や新NISAの「成長投資枠」を活用するのも良いでしょう。
店舗型証券は使わない
店舗型証券の窓口を使って手続きをしないことです。
いちばんは何と言っても手数料が高いことがあげられます。
例えば窓口で100万円の取引をした場合、手数料として1%以上取られるところがほとんど。
店舗型証券では人件費などが発生。
その分、費用がかかってしまうんですね。
また、窓口では対面で専属のアドバイザーがつきます。
直接相談に乗ったりできるため良いと感じる人もいると思います。
ですが、薦められた投資商品を受け身で買うことは考えどころ。
「買ったはいいけど手数料だけ取られて利益が出ない…」なんてことには要注意。
前職の先輩は定年後に店舗型証券の窓口で薦められた投資信託を購入。
「退職金入れたけど損してる…」って言ってたのが印象に残っています^^;
せっかく資産を増やそうとし投資を始めたのに…。
アドバイザーはセールスマンでもあります。
資産を着実に増やしたいなら、なるべく店舗型証券は使わない方が賢明でしょう。
NISA口座で投資をするならネット証券がオススメ
僕はNISA口座で投資をするなら「ネット証券」を使うことをオススメします。
一番は手数料がやはり「店舗型証券」に比べると安いことが挙げられます。
他にもデメリットとメリットについてまとめてみました。
ネット証券を使うデメリット
ここでは「ネット証券を使うデメリット」について書いていきます。
店舗型のように対面では相談できない
店舗型証券では対面で気になったことは窓口でアドバイザーに相談できます。
ネット証券ではこういったサービスはほとんどありません。
あってもチャットでの問い合わせサービスなどがほとんど。
対面でコンサルティングを受けたい人にはデメリットになります。
手数料を払ってでも対面が良いと感じる場合は店舗型証券を選ぶのも良いでしょう。
ただ、投資は人任せでなく自分で調べて行うことが重要だと僕は実感としてあります。
パスワードなどの管理が必要
ネット証券では「パスワード」や「ログインID」などの管理も必要になります。
これらは取引を行う上で必ず必要なものなので忘れないように。
第3者に流出して不正に使われないようにすることも大切です。
わからなくなったり、無くしたりして取引自体できなくならないように。
パスワードなどの管理も注意して行いましょう。
ネット証券を使うメリット
次に「ネット証券を使うメリット」について紹介します。
手数料が安い
まずは、手数料が安いことが挙げられます。
対面型証券より優れている大きなメリットのひとつです。
これはネット証券では人件費等の費用が少ないことに起因しています。
取引の際にかかる手数料が一定の条件で無料になるネット証券もあります。
手数料は意外とバカにできません。
取引の度に1%以上、取られてはたまったものではありませんね。
少しでも手数料が低いところを選びましょう。
自宅から口座開設が出来る
わざわざ店舗に出向かなくても、自宅からでも口座開設は出来ます。
ほとんどのネット証券で本人身分証明書、お客様情報の入力から可能です。
審査に通れば1週間以内には口座開設が完了するところがほとんどです。
どこでも手軽に取引ができる
パソコンやスマホから手軽に取引ができ便利です。
わざわざ、店舗まで言って取引や資産状況を確認する必要はありません。
自宅や外出先などでも、ネット回線があればどこでも使えるのはかなり便利です。
両親は定年後「楽天証券」で口座開設
両親は数あるネット証券の中から「楽天証券」を選択しました。
もともと、楽天の各種サービスを使用。
業界最大手で楽天ポイントも活用できた
僕もネット証券は3口座持ってますが、そのうちのひとつは楽天証券です。
「楽天証券」についても簡単にまとめてみました。
楽天証券とは?
楽天グループのひとつの楽天証券。
国内での口座開設数が2022年6月には800万口座を達成。
預かり資産は15兆円を超えるネット証券大手のひとつです。
「つみたてNISA」のシェアは全証券会社のうち59.1%にのぼります。
※出所:「楽天証券株式会社2022年12月期上半期決算説明会資料」より抜粋
※日本証券業協会「NISA及びジュニアNISA口座開設・利用状況調査結果(全証券会社)」(2022年3月末時点)より算出
引用:楽天証券
手数料は業界最安値。
また、投資をする上でお得な点もいくつかあります。
以下紹介していきます。
楽天証券で口座開設をオススメできる点
楽天証券で口座開設をオススメできる点は以下のようになります。
サイトとアプリが使いやすい
僕の個人的な感想ですが、楽天証券のサイトやアプリケーションは使いやすいと感じます。
他のネット証券に比べると株価のチャートを含め取引画面が見やすい。
投資初心者でもサイト内で迷子にならず取引が円滑におこなるのは助かります。
いざとなったら、チャットサービスも使えるので安心です。
楽天ポイントが貯まる
引用:楽天証券
楽天証券では条件に応じてポイントが貯めることも可能です。
・楽天キャッシュや楽天カードクレジット決済で投信積立
・投資信託を保有時、基準残高達成でポイントを獲得
・条件を満たしたポイント投資でSPU(スーパーポイントアップ)最大+1倍
と楽天サービス使用することでより恩恵が受けられます。
楽天ポイントで投資ができる
引用:楽天証券
他の楽天サービスで貯まったポイントなどを投資に使うこともできます。
1ポイント1円で商品の購入に充てられるのもオススメする点のひとつです。
対象商品は投資信託、国内株式(現物)、米国株式(現物・円貨決済)です。
NISA口座での取引手数料が無料
NISA口座での取引手数料が無料になる点もオススメです。
「つみたてNISA」においては口座開設料、管理料、買付手数料はいずれも無料。
「一般NISA」では口座開設料、管理料が無料。
外国株以外の国内株については売買手数料が無料。
投資信託については買付手数料が無料になっています。
最短で口座開設が可能
楽天証券の公式ページから総合取引口座とNISA口座を同時に無料開設が可能です。
全てWEBから登録が完了します。
引用:楽天証券
楽天証券の公式ホームページに詳細な開設方法が載っています。
ぜひチェックしてみてください。
楽天証券NISA口座でオススメしたい銘柄
ここからはオマケです。
「NISA口座は作ったけどまずは実際に何を買おう?」
そんな方に向けて両親が楽天証券NISA口座で実際に購入した商品を紹介します。
投資は自己責任ですが、参考になれば幸いです。
①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
引用:楽天証券
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | |
---|---|
運用(委託)会社 | 三菱UFJ国際投信 |
リターン(年率) | 5.92% |
管理費用 | 0.0968% |
純資産 | 18065.22億円 |
※2023年2月7日時点
三菱UFJ国際投信が提供する投資信託になります。
楽天証券内では投資信託の買付ランキング1位の銘柄です。
米国500社の株価指数「S&P500」に連動する投資信託です。
買付手数料は無料。
そして、管理手数料も「0.0968%」と割安なのがポイント。
年率リターンは「5.92%」です。
コストを抑えて幅広く米国株に投資をしたい人にはオススメです。
②eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | |
---|---|
運用(委託)会社 | 三菱UFJ国際投信 |
トータルリターン(1年) | 5.31% |
管理費用 | 0.1144% |
純資産 | 8894.95億円 |
※2023年2月7日時点
三菱UFJ国際投信が提供する投資信託になります。
こちらも大変人気で投資信託の買付ランキングでは2位の銘柄。
買付手数料は無料です。
管理手数料は「0.1144%」と割安。
直近の年率は「5.31%」です。
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスへの連動を目的としています。
「オール・カントリー」という名前の通り世界各国への投資を行います。
投資先はアメリカを中心としイギリス、フランス、カナダ、日本、台湾、中国などです。
先進国と新興国に幅広く分散投資が可能なのが特徴です。
僕の妻もこちらの商品を「つみたてNISA」で毎月積立購入しています^^
まとめ
今回は「【定年後では遅い?】投資否定派だった両親がNISA口座を開設した話」でした。
結論、定年後からNISA口座開設し投資を始めるのは遅くありません。
もともと両親は投資否定派でした。
これまでは「投資=危ない」というイメージでいたのも確か。
長らく「貯金がすべて」と考えていました。
貯金で資産が増えたのは昔の話。
現在は預貯金の金利は「約0.001%」と超低金利時代。
貯蓄だけで資産を増やすのは、なかなか難しいのが現実です。
「投資」を資産形成の選択肢に入れてみるのもアリでしょう。
「現行NISA」と2024年から始まる「新NISA」は株式投資における税制優遇制度。
これから投資を始める人には是非活用して欲しい制度です。
僕の両親も定年後NISA口座を開設し投資を始めました。
まずは、インデックス投資からスタート。
必ず現物取引で余剰資金から行うことを忘れずにしましょう。
証券口座開設は「ネット証券」がオススメです。
ネット証券の中から両親が選んだのは「楽天証券」でした。
楽天グループのひとつで口座開設数は800万口座を突破。
「つみたてNISA」の口座開設数は全証券会社のうち59.1%とトップシェア。
手数料は業界最安値で楽天ポイントも活用できます。
口座開設はネットから無料最短で行えます。
投資は自己責任。
ですが少しでも資産を増やすために、まずは「一歩を踏み出すこと」が重要。
「人生100年時代」を迎える現代。
資産形成のひとつとしてNISA口座で投資を始めてみませんか。
あなたの定年後の生活がより豊かになることを願っています。
今回の記事が今後の参考になれば幸いです。
両親の後日談
早速、楽天証券でNISA口座を開設し投資を始めた両親。
年明けに連絡が来て「もっと早く始めるべきだった」と話してました。
去年は低迷した株式市場^^;
今年に入り少しずつ回復の兆しも見られるようになっています。
両親の証券口座も評価損益がプラスに転じてきているそうです。
もちろん今後も株価の値動きはあるでしょう。
ですが、資産形成のひとつとして投資は少しでも早く始めることが大切だと実感してます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。